山崎武司氏　星野監督のムチャぶり20キロ減量指令に最後の手段「あと5キロ減らなくて」

山崎武司氏
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　中日、楽天などで通算403本塁打の山崎武司氏（54）が16日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」（木曜深夜1・00）にゲスト出演。中日時代に星野仙一監督から一方的な20キロの減量指令を受けた苦労話を披露した。

　95年オフに2度目の中日監督就任した星野監督に呼び出され、「20キロやせて来ねえとキャンプでユニホーム着せねえからな」と命じられた。

　山崎氏はご飯を抜いて、毎日サウナ、エアロバイク、ランニング、走り込みを敢行。1月15日の時点で15キロの減量に成功した。

　だが星野監督の命令は絶対。「もう5キロ減らなくてどうしようと思ったとき、風邪引いたらやせる」と思いついた。真冬なのに入浴の後、裸で外に出て湯冷めすると本当に風邪を引いた。「そこから1週間でマイナス7キロ。22キロの減量で88キロまで行った」と明かした。

　「走っていると体が軽い感覚があった」という。星野監督からの一方的なムチャぶりでの減量だったが、その年39本で本塁打王を獲得。山崎氏は「星野さん間違ってなかった」と笑って振り返った。