デラ、ウレシイガヤ! 中日の新助っ人・アキーノ　大野雄から130メートル弾、小笠原からもフェン直打

シート打撃を行うアキーノ（撮影・成瀬　徹）
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　愛着ある“相棒”を振るい、メジャー通算41本塁打のパワーを発揮した。中日の新外国人アキーノが、シート打撃で大野雄から中堅左に設置された看板にぶち当てる推定130メートル弾を放った。「とても“デラ、ウレシイガヤ”な気持ちだよ。あの看板は壊れたと思うから、取り換えてもらわないとね」

　名古屋弁にジョークも織り交ぜるほど完璧な一撃。2度目の対戦では外角ツーシームを中堅フェンス際へ。開幕投手最有力の小笠原からも中堅フェンス直撃打と、好左腕2人から3打数3長打だ。

　「バットに名前をつけていて黒が“ボビーワンダー”、オレが考えた名前だ。白が“ブランキート”で、白って意味さ。きょうはブランキートが、結果を出してくれたね」。得点力不足に苦しんだ昨季からの逆襲へ、新大砲がキーマンだ。（湯澤　涼）