MVPのアストロズ・ペーニャ “ジーター級”人気者の予感

[ 2022年11月7日 02:30 ]

ワールドシリーズ第6戦   アストロズ4―1フィリーズ ( 2022年11月5日    ヒューストン )

MVPに選ばれたアストロズのペーニャ(AP)
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 【Wシリーズ舞台裏】新人として3人目、新人野手では史上初のワールドシリーズ(WS)MVPに輝いたペーニャのWSロゴ入りユニホームは、第6戦の試合前から売り切れていた。ポストシーズンの活躍で人気はうなぎ上り。本拠地のチームストア店員のアリーさんは「大人用は公式戦のものしか残っていない。子供用のTシャツやユニホームも品薄」と目を丸くする。

 地区シリーズでは第3戦でマリナーズに引導を渡す延長18回の決勝本塁打。リーグ優勝決定シリーズでもヤンキース相手にMVP。WS第5戦でも初回の先制打に続き、4回に勝ち越し本塁打を放った。第3戦の前にはゴールドグラブ賞が発表され、新人遊撃手の受賞は史上初となった。

 適時打や、本塁打でホームを踏んだ時に、両手でハートのサインをつくるポーズがすっかりおなじみ。本人は母親への感謝を示すものと説明する。「あのポーズが凄くキュートで可愛いし、性格が良い。ヒューストンではみんなが彼に夢中。遊撃手でデレク・ジーターに負けないような人気者になる」とアリーさんは興奮気味だった。 

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2022年11月7日のニュース