トヨタ自動車が4大会ぶり4強 先発・嘉陽が6回1失点 打線も6得点と投打かみ合う

[ 2022年11月7日 13:14 ]

社会人野球日本選手権準々決勝   トヨタ自動車6―1東芝 ( 2022年11月7日    京セラD )

<東芝・トヨタ自動車> 先発するトヨタ自動車・嘉陽 (撮影・亀井 直樹)
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 トヨタ自動車が東芝に競り勝ち、優勝した17年以来4大会ぶりの4強入りを決めた。

 トヨタ自動車は両軍スコアレスで迎えた3回2死一、二塁、5番・樺沢健が中越え2点二塁打を放ち、先手を取った。さらに1点差に迫られた直後の4回にも、無死二塁から8番・佐藤勇基が右前適時打。1死一、三塁から2番・北村祥治も俊足を飛ばして一塁バント適時打を決め、リードを3点に広げた。9回にも3番・多木裕史の右越え適時三塁打などで2点を加え、試合を決めた。

 投げては先発・嘉陽宗一郎が、コンスタントに140キロ台後半を計測した力強い直球主体に6回1失点と好投し、試合を作った。投打の歯車がかみ合っての完勝。藤原航平監督は頂点へ向け、「ここまで来たら全チーム、連戦になる。同じように厳しい試合になると思う。やってきたことを(試合で)やるしかない」と意気込んだ。

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2022年11月7日のニュース