ENEOS・丸山が決勝3ラン「なんとしてでも勝ちたかった」史上初2度目の2大大会制覇へ4強

[ 2022年11月7日 16:36 ]

社会人野球日本選手権準々決勝   ENEOS4―1三菱重工West ( 2022年11月7日    京セラD )

<三菱重工west・ENEOS> 延長10回1死一、二塁、3ランを放ちガッツポーズのENEOS・丸山(撮影・亀井 直樹)
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 都市対抗覇者のENEOSが延長10回タイブレークを制し、史上初となる2度目の2大大会制覇へ向け、4強に駒を進めた。

 互いに一歩も譲らない。9イニングを戦い終え、1―1の同点。1点を争う接戦は、延長10回タイブレークに突入した。無死一、二塁。先頭の2番・川口凌は送りバントを試みるも、打球が捕ゴロとなり、二塁走者が三塁封殺された。1死一、二塁。嫌な雰囲気を振り払ったのは、3番・丸山壮史のバットだった。

 カウント2―1から三菱重工Westの2番手・鮫島優樹が投じた142キロ直球を強振した。高々と舞い上がった打球は右中間スタンドに飛び込んだ。激闘に終止符を打った決勝3ラン。丸山は「2球目のストレートを見てから(タイミングを合わせるため)ノーステップに切り替えた。(本塁打は)唯一、甘く来たボールだった。柏原さんも関根さんも良い投球をしていたので、なんとしてでも勝ちたかった」と胸を張った。

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2022年11月7日のニュース