西武「走塁改革」 秋季キャンプで陸上男子200メートル障害元アジア記録保持者・秋本氏が「臨時コーチ」

[ 2022年11月7日 19:26 ]

西武が開催したスプリント講座で指導する陸上男子200メートル障害元アジア記録保持者で臨時講師の秋本真吾氏(中央)
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 松井稼頭央新監督体制下で船出した西武が、「走塁改革」に乗り出した。埼玉県所沢市の球団施設で実施している秋季キャンプで陸上男子200メートル障害元アジア記録保持者の秋本真吾氏(40)を臨時講師に迎え「スプリント講座」を開催した。

 座学と実技を行った同氏は「体の動かし方を習得することで足も速くなるし、ケガもしにくくなる」と説明した。スタート時に地面を後ろに「蹴る」のではなく、体の真下に足を下ろして「踏む」というイメージに変更。足の振り幅を小さくすることで回転数が上がり、初速がアップする。

 今季のチーム盗塁数はリーグワーストの60。松井新監督は来季「駆け巡る野球」を理想に掲げている。俊足の若林は「(盗塁が)求められている分、成長できれば」と語った。

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2022年11月7日のニュース