日本通運 川船&古田島の新人コンビで17年以来の“壁”突破!準々決勝進出

[ 2022年11月7日 05:10 ]

第47回社会人野球日本選手権大会・第8日2回戦   日本通運6―1大和高田クラブ ( 2022年11月6日    京セラD )

<日本通運・大和高田クラブ>日本通運先発・川船のピッチング(撮影・成瀬 徹)
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 2回戦3試合が行われ、8強が出そろった。日本通運は先発・川船龍星投手(22)、3番手・古田島成龍投手(23)の新人コンビの活躍で、大和高田クラブを6―1で退け、準々決勝進出を決めた。 

 来年のドラフト候補に挙がるルーキーコンビの活躍で、日本通運が大きな壁を越えた。

 都市対抗を含めた2大大会初先発だった川船が、自己最速に1キロと迫る151キロを計測し4回1/3を1失点。昨秋の神宮大会で2勝し中央学院大を全国制覇に導いた古田島は、自己最速を1キロ更新する152キロを計測し2回を封じた。

 「先発であれだけ(球速が)出せたら十分です」と川船。2日前に先発を告げられ「そこまで監督の信頼があるとは…」と面食らったが、意気に感じた。初回2死走者なしから遊直に打ち取った際、折れたバットが左ふくらはぎを直撃。アクシデントがありながらも、期待に応えた。チームは17年の都市対抗準優勝以降、18年の日本選手権を除く全ての2大大会に出場も、いずれも2回戦までに敗退。チーム内にあった“魔の2回戦”のジンクスを破った。

 「任されたところを抑えないと、投げられなくなる。古田島はいいライバルです」と川船。川船が龍星で、古田島が成龍と名前に龍が入る新人コンビが、準々決勝以降もチームの活力になる。(北野 将市)

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