DeNA今永「連敗気にせず」雨中の8回熱投でチーム23年ぶり月間5勝「打撃陣に感謝」

[ 2022年8月30日 19:38 ]

セ・リーグ   DeNA6ー0中日 ( 2022年8月30日    横浜 )

<D・中>6回を投げ終え嶺井に向かってサムアップする今永(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの今永昇太投手(28)は30日の中日戦(横浜)で、8回無失点で9勝目。球団では99年川村以来となる月間5勝をマークし、チームの連敗を4で止めた。

 エースの自覚がつまった118球だった。「先週の連敗は気にせずに、自分にできることをやろうと。バックの守備にも助けられました」と静かに言葉をつないだ。

 前回23日阪神戦では無失点で勝ち投手も、6回でマウンドを降りた反省を口にしていた左腕。この日は降り続く雨の中を8回まで力投。ブルペンの負担を軽減することに成功した。三浦監督も「見事なピッチングをしてくれた。初回から真っすぐでしっかりと押せていたし、力強かった」と今永の力投を称えた。

 これで今永は、球団では99年川村以来となる月間5勝をマーク。8月の快進撃の象徴が、チームに再び反撃ムードをもたらした。「たくさんの選手に支えられて勝ち星が挙げられたので、キャッチャー含め打撃陣に感謝です」と最後まで謙虚に話すエースの目は、前だけを見据えていた。

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