WBC米国代表にドジャースのウィル・スミス　現役屈指の攻撃型捕手　米人気俳優と同姓同名でも知られ

ドジャースのウィル・スミス（AP）
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　来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のアメリカ代表に、ドジャースのウィル・スミス捕手が参加することが決まった。29日（日本時間30日）、MLB公式ツイッターが伝えた。

　27歳のスミスは昨季25本塁打を放った現役屈指の攻撃型捕手。今季もここまで打率.269、19本塁打、75打点と優れた数字を残している。人気俳優と同姓同名なことでも知られる。米国代表の捕手ではJT・リアルミュート（フィリーズ）が参加を発表しており、スミスの出場で層は厚くなる。

　すでに一塁にポール・ゴールドシュミット（カージナルス）、ピート・アロンソ（メッツ）、二塁にトレバー・ストーリー（レッドソックス）、三塁にノーラン・アレナド（カージナルス）、遊撃手にティム・アンダーソン（ホワイトソックス）がそろい、内野陣は攻守を兼ね備えたメンバーが集まった。

　さらに外野にはマイク・トラウト（エンゼルス）、ムーキー・ベッツ（ドジャース）、ブライス・ハーパー（フィリーズ）とMVP経験者が名を連ねており、このままいけば史上最高クラスの布陣が出来上がりそうだ。マーク・デローサ監督に率いられ、ケン・グリフィーが打撃コーチを務める米国代表が大きな注目を集めることは間違いあるまい。