巨人・菅野が“村神様”無安打に抑えた 直接対決は捕邪飛、四球、左飛

[ 2022年8月30日 22:24 ]

セ・リーグ   巨人2─4ヤクルト ( 2022年8月30日    京セラD )

<巨・ヤ22>巨人先発の菅野(撮影・村上 大輔)
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 絶対エースが村神様の記録を止めた。

 巨人の菅野智之投手(32)は30日、先発登板したヤクルト戦(京セラD)でヤクルト・村上宗隆内野手(22)を無安打に抑えた。

 初回2死一塁で迎えた村上の第1打席の初球、内角高めの152キロ直球で詰まらせ捕邪飛。9打数連続安打中に加え、14打席連続出塁中だった記録を止めた。

 山田に2ランを浴びた直後の第2打席は7球粘られ、最後は内角の際どいカットボールを見送られ四球。第3打席は4球目の外角直球と力勝負で左飛に抑えた。

 菅野は7回まで投げ2失点。同点に追いついた7回に代打を送られた。「前回に引き続き良い所もあったが、投手にヒットを打たれたところと、山田に対して3-2というカウントにしてしまったことに悔いが残ります。しっかりと修正して次につなげていきたいです」とコメントした。

 菅野はこの試合まで、村上との通算対戦成績は35打数8安打で打率.229。今季も7打数1安打と抑えていた。通算30打数以上対戦している投手の中で村上に本塁打を許していないのは菅野だけとなっている。

 試合は延長11回、中継ぎの今村が捕まり敗戦。試合後に桑田投手チーフコーチは菅野について「試合前のブルペンからもね凄い良かったんで、期待していたんですけどね。山田君には1本打たれましたけど、非常に内容も良く、球の走りも凄く良かったんで、本当に見ていても気持ち良かったですね」と称賛。しかし原監督は「ピッチャーに打たれてホームランというのは、果たしてどうなのかというところだね。反省はあるでしょう」とあえて注文をつけた。

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