ヤクルト4連勝! 巨人との延長戦を制す 村上4の1で打率・340→・339も決勝ホームイン!

[ 2022年8月30日 21:41 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―2巨人 ( 2022年8月30日    京セラD )

<巨・ヤ>11回、中村は勝ち越しの2点適時三塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 首位ヤクルトは延長戦の末、5位の巨人に競り勝って4連勝。最大28から一時は16まで減らしていた貯金を8月5日以来25日ぶりとなる22まで戻した。

 2―2で迎えた延長11回、1死から村上がこの試合初安打となる遊撃への内野安打を放って出塁。オスナの三ゴロで村上が二塁に進むと、代打・青木が右脇腹に死球を受けて一、二塁とチャンスが広がった。ここで巨人戦に滅法強い中村が前進守備の左中間を抜く三塁打を放ち、勝ち越しのホームを踏んだ村上に続いて青木もホームイン。その裏、守護神のマクガフがわずか7球で両リーグ最多となる34セーブ目を挙げて逃げ切った。

 ヤクルトは3回に主将の山田が左中間スタンド5階席に飛び込む特大の21号2ランを放って先制。先発右腕・小沢は6回3安打1失点と好投して3勝目の権利を得て降板した。だが、小沢降板直後の7回に2番手左腕・田口が打たれて同点。2―2で延長戦に突入した。

 主砲の村上は初回の第1打席で相手先発右腕・菅野に捕邪飛に打ち取られ、プロ野球記録に王手をかけていた連続打席出塁が14で、同じく「あと2」としていた連続打数安打が9でストップ。捕邪飛の後も四球、左飛、二ゴロに封じられた。延長11回に回ってきた第5打席は5番手左腕・今村の直球にバットを折られながらも遊撃への内野安打を放ち、しぶとく4試合連続安打は継続。一塁ベース上では苦笑いを浮かべていたが、しっかりと決勝ホームインを果たした。

 なお、2位のDeNAが勝ったため、8月中に優勝マジックが再々点灯する可能性はなくなった。

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