大谷翔平 2戦連続マルチ 29号2ランの後はらしさ全開全力疾走で内野安打 MVP争うジャッジと対決

[ 2022年8月30日 13:21 ]

ア・リーグ   エンゼルスーヤンキース ( 2022年8月29日    アナハイム )

29号2ランを放ったエンゼルスの大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は29日(日本時間30日)、本拠地アナハイムで行われたヤンキース戦に「3番・DH」で先発出場。第4打席で安打を放ち、2戦連続となるマルチをマークした。

 第1打席は併殺打、第2打席は空振り三振。5回の第3打席ではヤンキース先発の右腕・モンタスの投球をとらえて29号2ランを放ち、日本選手初となる30号に王手をかけた。モンタスは今季途中にアスレチックスから移籍。大谷は通算対戦成績が打率・429、3発9打点と好相性だった。第4打席は1点リードの8回。左腕・リットキーの投球をとらえた打球は一塁後方への痛烈なゴロになった。それでも大谷は全力疾走。ベースカバーに入ったリットキーと競争となり、間一髪でセーフとなった。

 MVP争い最大のライバルとされ、既に49本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジは「2番・中堅」で先発出場。昨季ア・リーグMVPの大谷との直接対決にも大きな注目が集まり、8回には自身2度目の50号ソロを放った。アーチの“競演”にアナハイムへ詰めかけた観衆からは大歓声が起きた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月30日のニュース