侍J・栗山監督 史上最高クラス布陣のWBC米国代表に「倒れそうですが…楽しみ」

[ 2022年8月30日 13:35 ]

侍ジャパンの栗山英樹監督
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が30日、ABEMA放送の「ヤンキースーエンゼルス戦」をゲスト解説。来年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表に最大限の警戒心を示した。

 史上最高クラスの布陣ができあがりつつあるWBC米国代表。栗山監督は「トラウトが早めに“キャプテンやります”と言ってくれたことが凄く大きい」とMVP3度のマイク・トラウトの動向が米球界全体に好影響を与えたと分析。「アメリカ代表の外野手のメンバーを見ていると、全員MVP取っていて倒れそうになりますが…楽しみですよね」とジョーク交じりに話した。

 「ハーパー、トラウト、ベッツ…とかですよね」と出場が決定した選手の名を上げながら「凄いですよね…」と絶句。外野にはブライス・ハーパー(フィリーズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)とMVP経験者がズラリ。内野手もポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、ノーラン・アレナド(カージナルス)とビッグネームが居並ぶ、まさに史上最強の敵と言っていい。

 3回にヤンキースが2度の首位打者獲得を誇る1番・ラメ―ヒューのセーフティスクイズで同点に追いついたシーンにうなった。メジャー視察を行った際に感じたのは「後ろ(リリーフ)の投手で160キロ超える投手が多くなったと言いますが、体感として、すごいスピードが上がってます」。「中盤以降、連打のイメージがしづらかったです。追いつきたいときに追いついておかないと…という感じですよね」と振り返った。

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2022年8月30日のニュース