福島・聖光学院が東北大会制覇 快投のエース佐山未来「日本一を達成するために」

[ 2022年6月13日 17:43 ]

春季高校野球東北大会 決勝   聖光学院4―3東北 ( 2022年6月13日    県営あづま )

<聖光学院・東北>ガッツポーズでスタンドへ駆け出す聖光学院ナイン
Photo By スポニチ

 東北大会の決勝が行われ、聖光学院(福島)が東北(宮城)に4―3で逆転勝ちし、18年大会以来、4年ぶり4度目の優勝を果たした。

 エースの最速140キロ右腕・佐山未来(3年)は5回途中から登板し、4回1/3を1安打無失点。右足内転筋の負傷を抱えながらも1点リードを守り切り「日本一を達成するために東北大会を獲らないといけないと思っていた」と力強く語った。

 今春の選抜では2回戦に進出も、近江(滋賀)に2―7で敗れ、先発で8回を7失点だった佐山は自身の公式戦初黒星を喫した。

 大会後には踏み出す左足を約半歩大きく踏み出すように修正し出力アップ。4試合で24回1/3を投げて防御率1・48と結果につなげた。集大成の夏に向けて「気力で立ち向かいたい」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月13日のニュース