バーランダーが両リーグ単独トップの8勝目 メジャー29個目の球団から勝利を挙げる

[ 2022年6月13日 11:15 ]

アストロズのジャスティン・バーランダー投手(AP)
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 アストロズのジャスティン・バーランダー投手(39)が12日(日本時間13日)、ヒューストンでのマーリンズ戦で今季12度目の先発登板。7回3安打4失点(自責0)で、両リーグを通じて単独トップの8勝目を挙げた。

 チームは3連敗していたが、エースがマウンドに上がり、9-4の快勝。「連敗というのは長いシーズン中にどうしても起こってしまうもの。そういう時にそれを止められる存在でありたい。今日自分一人で勝ったとは言わない。みんなでつかみとった勝利」とバーランダーはAP通信の取材に答えている。

 バーランダーは6回までは2安打無四球無失点とほぼ完ぺきな内容。最速96・4マイル(約155・1キロ)の直球に、スライダー、カーブを織り交ぜ圧倒した。しかしながら7回に野手の悪送球などエラーが重なり、初失点。7番打者を四球で歩かせ、2死一、二塁となったところで、8番デラクルスに94・1マイル(約151・4キロ)の内角直球を左越えに3点本塁打とされた。4失点だが自責点は付かなかった。バーランダーは5月27日のマリナーズ戦で10安打6失点で負け投手となったが、その後は3試合連続で7回を投げ切り、チームに勝利をもたらしている。防御率は4試合ぶりに1点台に戻り、1・94となった。この勝利が通算234勝目となったが、過去マーリンズとレッズには勝ち星をあげていなかったため、マーリンズがバーランダーが勝利した29個目のメジャー球団となっている。

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2022年6月13日のニュース