虎に3タテ…オリ 交流戦連覇どころか負け越し転落 収穫はラオウ・杉本の交流戦首位打者

[ 2022年6月13日 05:00 ]

交流戦   オリックス1ー9阪神 ( 2022年6月12日    京セラD )

<オ・神> 9回1死一、二塁、佐藤輝に3点本塁打を浴び、ベンチで呆然とする中嶋監督(中央奥)らオリックスナイン (撮影・後藤 大輝)
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 オリックスは宮城が6回4失点で3敗目となり、自身連勝も5でストップ。今季5戦目で初めて京セラドームで黒星を喫した。阪神には06年以来16年ぶり3度目の同一カード3連戦全敗となり、交流戦連覇どころか8勝10敗で負け越した。中嶋監督は「少し真っすぐが少なかった。もっと大胆にいってもいい」と宮城―福永のバッテリーに苦言を呈した。

 一方の打線も9回2死から1点を返すのがやっと。それでもリーグ戦再開へ向け4番・杉本の復調は大きい。3打席凡退して迎えた9回2死一塁、中堅方向への適時二塁打で交流戦打率・391とし、首位打者に立った。さらに27安打で単独の最多安打にもなった。「試合に負けたので、話しづらいですね」。笑顔がなかったのが逆に、4番打者として頼もしかった。(畑野 理之)

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2022年6月13日のニュース