亜大・生田監督「一番弱いチーム」で就任19年目悲願の初V「一丸になってくれた」

[ 2022年6月13日 05:30 ]

第71回全日本大学野球選手権最終日・決勝   亜大7-1上武大 ( 2022年6月12日    神宮 )

<上武大・亜大>試合後に笑顔をみせる亜大・生田監督(右)(撮影・小深田 悠)
Photo By スポニチ

 亜大・生田勉監督は就任19年目で初優勝。リーグ戦期間から「最下位にならないようにと思っている」と成長を促すためにあえて厳しい言葉を掛けてきた選手たちが日本一となり「(コーチ時代を含め)30年間見てきた中で一番弱いチームだったが(田中)幹也が頑張って一丸になってくれた」と目を細めた。

 上武大とは13年決勝の再戦。山崎康晃(現DeNA)と嶺井博希(同)のバッテリーや九里亜蓮(現広島)らを擁したチームで5―6で敗れたが、今回リベンジを果たせた。

 中国の歴史小説を好み、野球では「無事これ名馬」が座右の銘だ。今大会でも選手のコンディションを最優先。近大との初戦と準々決勝の名城大戦で連投していたエース・青山は疲労を考慮して準決勝の東日本国際大戦では登板させなかった。その青山は中2日で体力を回復させ1失点完投。冷静なタクトでチームを頂点に導いた。

続きを表示

2022年6月13日のニュース