楽天マー君がバッテリーを組んだ「東北のゴジラ」ことドラ2安田に金言「信念曲げずにプレーして」

＜練習試合　ヤクルト・楽天＞初回を投げ終えて安田と話す田中将（撮影・篠原岳夫）
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　楽天のドラフト2位・安田悠馬捕手（21＝愛知大）が、憧れの「レジェンド」から金言を授かった。

　入団前からの夢が叶った。22日のヤクルトとの練習試合（沖縄・浦添）で、田中将大投手（33）と実戦で初めてバッテリーを組んだ。実戦初登板だった田中将は3回を投げ無安打無失点と好投。日米で数々の伝説を残してきた右腕の凄みを体感し「やはり、凄いです。コントロールが良いですし、変化球でファウルや空振りがとれるので凄いなと思いました」と感嘆の声を上げた。

　登板後、田中将も安田に向けてメッセージを送った。「実際に初めて組んで初々しさもありましたけど、打つ方も守る方も彼らしさがあると思う。信念を曲げずにプレーしてほしいですね。自分が思うように好きにやってもらえれば」。安田にとってテレビの中の存在だった田中将と先輩後輩の関係になった。シーズンの公式戦でバッテリーを組むことを目標に掲げる期待のルーキーは、この日の経験と偉大なレジェンドの言葉を成長の糧にしていく。