新庄監督　ノッカーにも妥協せず、稲田コーチに「もう一丁！」

日本ハムOBの白井氏（左）からノックの指導を受ける稲田コーチ（右）（撮影・高橋茂夫）
Photo By スポニチ

　【本日の“きび”しんじょう】ディフェンス強化に重点を置く新庄監督は「ノックは大事」とノッカー育成にも妥協はない。「さあ、試合のつもりで！」と自ら声を上げて始まったシートノック。キャッチャーフライを打つのに苦戦する稲田内野守備走塁コーチに、マイクを使って「もう一丁！」とハッパをかけた。さらに、キャンプ地を訪問した球団OBの侍ジャパン・白井一幸ヘッドコーチに稲田コーチへのノック指導を依頼。これに応えた白井ヘッドがノックを実演する場面もあった。

　また、指揮官は併殺プレーの際には、ボールを待って捕る内野手に向けて「攻めろ、攻めろ！」と極力チャージしての捕球を求めた。自身の現役時代がそうだったように、守備に対しては特に厳しい姿勢を貫いている。