ヤクルト・村上 大打者の系譜「畳スイング」導入 足で地面つかむ感覚養う「いい練習」

[ 2022年2月22日 05:30 ]

<ヤクルト浦添キャンプ>靴を脱ぎ畳の上でトス打撃を行う村上(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルト・村上が「畳スイング」を導入した。浦添市民球場の室内練習場に一畳ほどの大きさの畳マットを敷くと、スパイクを脱ぎ、その上でティー打撃を行った。足で地面をつかむ感覚を養うため、王貞治や長嶋茂雄、松井秀喜ら過去の大打者も畳で素振りを行ってきた。「足の力を使う。いい練習です」と村上。杉村打撃コーチは「本人が“やりたい”と。内転筋も鍛えられる」と説明した。

 トスを上げた杉村コーチに「いいですね。続けてやりたい」と話したという村上は、22日の楽天との練習試合(浦添)に出場予定。1月下旬に新型コロナウイルスに感染して出遅れたが、「投手の生きた球を確認していきたい」と約1カ月後の開幕に向け、スイングを研ぎ澄ませていく。(青森 正宣)

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