阪神ドラ1・森木キャンプ最多60球 藤川SAうならせた「ハイブリッドじゃなくアメ車だね」

[ 2022年2月22日 05:30 ]

藤川SA(左)の前で投球する森木
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 阪神ドラフト1位右腕・森木(高知)が21日、同郷の大先輩・藤川球児スペシャルアシスタント(SA)を前にブルペンでキャンプ最多の60球を披露した。

 ミットをうならせる重い直球に、藤川SAも「ハイブリッドじゃなくアメ車だね」と息をのんだ。カーブ、ツーシーム、スプリットなど5種類の変化球もしっかりゾーンに収まった。助言を受けた軸足でしっかり立つ点も早速取り入れ、高い対応力を発揮した。

 藤川SAは「体が非常に強い。伸びしろとしては非常に近未来にすごい力を発揮する能力がある」と断言。パワーは満点。力の伝え方をさらに磨けば、選手寿命の長いハイブリッドにも進化できると「火の玉」の後継者候補を熱く見ていた。

 「無理せず自分自身を信じて頑張れ、と言っていただいた。納得いく2日間だった」と森木も手応えを強調。投内連係で動けることを確認した平田2軍監督も最終クールでは23日にフリー打撃登板、25日にシート打撃登板と中1日で打者を相手にするプログラムを決定。臨戦態勢に突入する。

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2022年2月22日のニュース