広島・玉村 開幕ローテへ“禁”破った 23日阪神戦登板2日前にブルペンで異例の112球熱投

[ 2022年2月22日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む広島・玉村(撮影・坂田 高浩)
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 開幕の先発枠を目指す広島・玉村が禁を破った。登板が予定される23日の阪神戦に向け、ブルペンで112球の熱投。登板2日前の100球超えは異例ながら「やらないといけない。思ったようにいかなかったので、良い感じになるまで投げようと思った」と汗を拭った。

 前回16日のDeNA戦は先発で3回を4安打2失点。制球が安定せず「不安を抱えたままモヤモヤして投げていた」。その反省を踏まえ、次回は「割り切りが必要。意識はブルペンでやって、マウンドでは打者勝負で投げ切る」と力を込める。

 開幕の先発枠は大瀬良、森下、九里、床田が確定。残る2枠を玉村、小林、遠藤、新人の森(三菱重工West)らで争う。佐々岡監督は「玉村は前回が悪かったので球数を投げたと思う。今からは結果、内容を求めた中での競争」と明言した。 

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