北別府学さん 「泣きそう」になったありがたい言葉に感謝「頑張ろう」

[ 2022年2月22日 17:25 ]

北別府学氏
Photo By スポニチ

 広島ひと筋にエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(64)が22日、自身のブログを更新。「泣きそう」になった出来事を明かした。

 北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受けた。その後、できる範囲で仕事を再開していたが、21年9月にはしばらくブログを休止してリハビリに専念することを発表。同年11月8日のブログでは2週間ほど前に大腿骨骨折が判明し、人工大腿骨にする手術を受けたことを明かして入院生活に入った。11月27日には退院したが、今年1月8日のブログでは「少し腎臓の機能が弱っていたらしく」と入院を報告。当初は1週間程度の期間が想定されていたが、家族に新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者が出たため退院時期が遅れ、約1カ月ぶりに退院したことを今月11日に報告していた。

 そのような経緯から「中々、思った通りの回復には至らず運動機能がダメダメ」「自信も勇気も気力と無くなる気がしていた」と現状について記した北別府さん。3月に開催される球団OBのイベントへも「迷惑をかけたらいけないので出場は断念しようと思っていた」という。

 だが、「主催側から野球は出来なくても参加していただくだけで良いので是非と連絡を頂いた」とし「泣きそうだった」と感謝。「頑張ろう」とブログを締めくくっている。

続きを表示

野球の2022年2月22日のニュース