浦和学院 4強入りでセンバツ当確!エース宮城 6安打完封 森大新監督「ホッとしています」

[ 2021年11月3日 05:30 ]

秋季高校野球関東大会準々決勝   浦和学院5―0桐生第一 ( 2021年11月2日    J:COMスタジアム土浦 )

完封勝利を挙げた浦和学院・宮城(撮影・川島 毅洋)
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 11年ぶりにアイボリーユニホームに戻し、再出発した浦和学院。30年率いた森士(おさむ)前監督が今夏限りで退任し、長男の森大新監督の下で関東大会2勝を挙げ、15年以来のセンバツ出場を当確にした。

 「ここまで2カ月くらいですけど、プレッシャーの方が大きかった。ホッとしています」。新監督は体調不良の中での指揮が続いたが、試合前日に父から言葉を掛けられた。「俺も関東大会に出たときはわけが分からないまま勝っていたから」。気持ちを少し楽に臨んだ準々決勝だった。

 エース左腕の宮城誇南(こなん=2年)が7奪三振で6安打完封。夏の甲子園で初戦敗退し「大黒柱になって、もう一度、甲子園に戻りたいと思ってやってきた」と体づくりから見直し、体重は3キロ増の71キロになった。

 森監督は「一人で投げきるつもりで頑張れ、と話していた。変化球でカウントが取れるようになって落ち着いた」と快投をねぎらった。(川島 毅洋)

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2021年11月3日のニュース