明秀学園日立 大量11点で快勝4強 ソフトB小久保2軍監督の甥・快栄 決勝二塁打

[ 2021年11月3日 05:30 ]

秋季高校野球関東大会準々決勝   明秀学園日立11―4高崎健康福祉大高崎 ( 2021年11月2日    ノーブルホームスタジアム水戸 )

4強入りを決めて喜ぶ明秀学園日立ナイン(撮影・柳内 遼平)
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 勝負強い打撃は、叔父の姿をほうふつさせた。明秀学園日立の7番・小久保快栄(かいえい=2年)が、0―0の2回1死一塁から内角直球を左中間へ。中堅手の失策で一塁走者が先制の生還を果たす二塁打となり「思い切ったスイングができました」と笑った。

 1メートル88の長身で守備位置は三塁。叔父は巨人などで通算413本塁打をマークした、ソフトバンク・小久保2軍監督だ。小学生の時には指導を受け、明秀学園日立進学が決まった際に「自分らしくやってこい」と激励された。1年秋に右肩を故障してデビューが遅れ、今秋に初のベンチ入り。センバツ出場当確を懸けた大一番で、4回の適時打を含む3安打と大暴れし「やってきたことが報われた」と喜んだ。

 父・隆也さんも智弁和歌山で投手として甲子園に2度出場。「やっと同じ舞台に立てるかなと思う」と目を輝かせ、まずは「関東のてっぺんを目指す」と力強かった。(柳内 遼平)

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