楽天 守護神・松井CSメンバー入りへ「最終テスト」は1回打者3人を無安打に 最速148キロ

[ 2021年11月3日 14:49 ]

楽天・松井裕樹
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 右太腿痛が回復し、約2カ月ぶりに全体練習に合流した楽天の守護神・松井裕樹投手(26)が3日、楽天生命パークで行われた1軍相手のシート打撃に登場。石井一久監督(48)がCSメンバー入りへの「最終テスト」と位置づけた登板は打者3人に9球を投じ、安打性の当たりはなかった。この日の最速は148キロを計測した。

 「硬いマウンドでも無事に投げられてホッとしている。(CSファーストステージまで)あと2日あるので、必要とされれば、最高の準備をしたい」。左腕は自ら1軍合流にOKサインを出した。
 細かなケアも忘れない。マウンドから降りると、捕手の太田光(25)と話し合い。「しばらく捕ってくれてなかったので“どういう感じ”と聞きました。感覚のすり合わせです」

 リカバリーの状態を見極めた上で、あとは首脳陣の決断次第だ。後ろで見守っていた小山伸一郎投手コーチ(43)は「思ったより真っすぐの強さがあった。硬いマウンドにも対応していた」と評価しつつ、即メンバー入りには「あす(4日)の状態もあるので、石井監督と相談しながら慎重に考えたい」と含みを持たせた。

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