法大・福岡大真が神宮で3年ぶりアーチ 父・真一郎さんは樟南で甲子園準V腕 

[ 2021年11月3日 12:53 ]

東京六大学野球フレッシュトーナメント   法大4―2立大 ( 2021年11月3日    神宮 )

<東京六大学フレッシュT>6回1死、右越えソロ本塁打を放ち、笑顔の法大・福岡(撮影・木村 揚輔)
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 法大の福岡大真(たいしん)外野手(2年・筑陽学園)が「7番・右翼」で先発出場し、6回の第3打席で右翼席にソロ本塁打を放つなど3安打をマークした。

 高校2年時に出場した明治神宮大会の準々決勝、桐蔭学園戦で本塁打を放ったことがあり、3年ぶりの神宮アーチ。「力を抜くことを意識していた。手応えはあったんですけど、切れないかなと。気持ち良かった。いい結果になって良かったです」と振り返った。スローボールを打つ練習を繰り返し、体が突っ込まないようにフォームを固めてきた。

 父・真一郎さんは94年夏の甲子園で樟南(鹿児島)が準優勝した時のエース。自身も甲子園に2度出場し、卒業後は東京六大学野球でプレーすることを選択した。リーグ戦のベンチ入りはまだないが「打つ守るだけではなくて、全てバランスが良くないとレギュラーにはなれない。冬に頑張って春にはレギュラーをつかみたい」と意欲を見せた。(川島 毅洋)

 ◇福岡 大真(ふくおか・たいしん)2001年(平13)9月16日生まれ、佐賀県出身の20歳。小4から野球を始め、基里中では筑紫野ドリームズに所属。筑陽学園では3年春夏に甲子園出場。1メートル76、76キロ。右投げ左打ち。

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