中央学院大・秋広涼太が躍動!野球をやめる決意し巨人の弟・優人からエール「頑張って」

[ 2021年11月3日 20:30 ]

1安打1打点で勝利に貢献した秋広(撮影・柳内 遼平)
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 関東地区大学選手権の準決勝は3日、2試合が行われた。中央学院大は東海大を9―5で下し、明治神宮大会(20日開幕、神宮)に出場が決定した。巨人・秋広の兄・涼太内野手(4年)は5回に代打で中犠飛を放つなど1安打1打点をマークした。

 「緊張せずしっかり楽しめた。投手に対して打球を真っすぐ返すということを意識しています」

 身長1メートル85の左打者は代打の切り札として力を発揮する。前日の白鴎大戦でも代打で適時二塁打を放った。勝負強さの理由を「準備です。代打をいつ言われてもいいように試合が始まった時から準備をしている。それが要因かなと思います」と語った。

 4年生内野手は8月下旬に「もう後悔はない。やりきった」と野球をやめる決意を固めた。1年目から巨人の2軍で輝きを放つ弟・優人からは「お疲れさま。これから先も頑張って」とエールを受けて最後の大会に挑んだ。
 
 負ければラストゲームとなる明治神宮大会に向け「自分たち4年生は最高に仲が良い。できるだけ長く野球をやって、最後は優勝して終わりたいなと思います」と誓った。(柳内 遼平)

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