日本ハム稲葉GMが新庄新監督との対話内容語る「レギュラーは誰一人決まっていない、という話をしていた」

[ 2021年11月3日 15:35 ]

日本ハム国頭秋季キャンプで野村に打撃指導する稲葉篤紀GM(右)
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 日本ハム・稲葉篤紀GMが3日に沖縄県国頭(くにがみ)村で始まった秋季キャンプで取材対応し、新庄剛志新監督の考えの一端を語った。10月27日に行った就任会見は新庄監督の就任が発表される前で、新監督については言及を控えていた。

 新庄新監督とは対話や、LINEを使いながらコミュニケーションを取っている。「監督は“来年のレギュラーは誰一人決まっていない”という話をしていました」。チームは今季、3年連続の5位に終わり、特に前半戦は得点力不足が顕著だった。新指揮官の思いを受け、稲葉GMはキャンプイン前日のミーティングで「僕は全員にチャンスがあると思っている。そういうふうに伝えさせていただいた」という。

 初日の練習ではジャージー姿で主に野手陣と対話を重ね、アドバイスも惜しまなかった。「監督には“(現役時代の稲葉GMと同じ)左打者を教えてほしい”と言われている」。チームの左打者では清宮が伸び悩み、4年目の今季は1軍出場なしで終えた。「能力は高い。それをどう生かしていくか。何かを変えていかないといけない時期」と語った。

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