佛教大 10年ぶり秋の神宮切符を第1代表で決めた!エース木下好投「春の悔しさ晴らしたかった」

[ 2021年11月3日 05:30 ]

関西地区大学野球選手権決勝   佛教大2ー1天理大 ( 2021年11月2日    南港中央 )

<天理大・佛教大>9回、優勝を決めマウンドで歓喜に沸く佛教大ナイン(撮影・後藤 正志)
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 明治神宮野球大会(20日から6日間、神宮)への出場権をかけた関西地区大学野球選手権大会は2日、決勝と敗者復活2回戦が行われ、佛教大(京滋大学)が10年ぶりの出場を第1代表で決めた。また関大(関西学生)は敗退が決定。3日に第2代表をかけ、龍谷大(関西六大学)と天理大(阪神大学)が激突する。

 春の悔しい経験が、関西の頂点を引き寄せた。佛教大は先発した左腕の木下隆也が7回2/3を1失点。右腕の木村光もリードを守り抜き、無敗で秋の神宮切符をつかんだ。

 今春の全日本大学選手権では初戦の2回戦で名城大に2―4の逆転負け。学校のグラウンドのバックスクリーンにそのスコアを貼り出し、屈辱を忘れないよう取り組んできた。細かいプレーの精度にこだわった成果を発揮し、まずは関西の頂点に。木下は「春の悔しさを晴らしたかった。4年間ずっと目指してきた大会を最後につかめました」と満足げな表情で振り返った。準優勝した19年春の全日本選手権では敢闘賞を受賞。全国の勝利の味を知るエースは「自分らしい投球をして、まずはベスト8、それ以上勝てるように」と意気込んだ。

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2021年11月3日のニュース