阪神・大山 「鳥谷イズム」を胸に日本一目指す「見習うべきことがたくさんある偉大な方でした」

[ 2021年11月3日 05:30 ]

ロングティーで汗を流す大山(撮影・後藤 大輝)
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 阪神の大山が、「鳥谷イズム」を胸に日本一を目指す。19年までの16年間、阪神に在籍し、10月31日に現役引退を表明したロッテ・鳥谷について問われると、言葉を紡いだ。「野球に取り組む姿勢や、試合に向けての準備の仕方など、本当に見習うべきことがたくさんある偉大な方でした」

 チームメートとして3年間プレー。間近で試合に出続けることの難しさ、やるべきことを徹底して継続する極意を学んだ。その日々は、貴重な財産だ。

 今季はその鳥谷もかつて務めた主将を担ったが、チームが優勝争いを演じる中で故障離脱や不振によるスタメン落ちなど悔しい経験を積んだ。とはいえまだ雪辱の機会は残る。「クライマックスシリーズ、日本シリーズとまだチャンスはあるのでチーム一丸となって頑張りたい」。今は短期決戦での躍動へ、準備を整えるのみだ。

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2021年11月3日のニュース