山梨学院のエース・榎谷 5安打完封!祖父、父と3世代甲子園出場当確だ

[ 2021年11月3日 05:30 ]

秋季高校野球関東大会準々決勝   山梨学院9―0白鴎大足利 ( 2021年11月2日    J:COMスタジアム土浦 )

7回無失点の好投を見せた山梨学院・榎谷(撮影・川島 毅洋)
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 憧れの祖父、父に近づく快投だった。山梨学院のエース右腕・榎谷礼央(れお=2年)が7回5安打完封勝利。「勝てて良かった」と4強入りを喜んだ。

 祖父・鈴木詔彦(あきひこ)さん(78)、父・優史(まさし)さん(45)はともに浜松商(静岡)で甲子園に出場。試合前には父からLINEで「何としてもつかみ取れ」とメッセージが届き、3世代甲子園出場への力に変えた。

 吉田健人部長は大会前、父である吉田滉二監督と清峰時代にタッグを組んだ大崎(長崎)の清水央彦監督を訪ねた。榎谷の投球動画を見せ「横振りになっている体の使い方を縦振りに」と助言を受けた。フォームを修正した榎谷は、1回戦で自己最速の143キロを計測。6奪三振でのこの日の完封勝利を「カットボールも縦に変化して空振りが取れるようになった」と振り返り、吉田監督は「榎谷は見違えるように良くなった」と目を細めた。(川島 毅洋)

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2021年11月3日のニュース