レッドソックス沢村 3度目のOP戦リリーフ登板 制球向上し初の1回無失点「確率高く投げられた」

[ 2021年3月23日 05:36 ]

レッドソックスの沢村拓一(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(32)が22日(日本時間23日)、フロリダ州ポートシャーロットでのレイズとのオープン戦で3度目のリリーフ登板。5回裏にマウンドに立ち、1イニングを1安打1四球1三振無失点に抑えた。

 先頭のアロザレーナには追い込んだ後に左翼線二塁打を許したものの、メドーズは二飛、ディアスは投手ゴロ。続くブロッソーをフルカウントから歩かせたが、ローはカウント2-2から速球を投げてハーフスイングの空振り三振に討ち取ってピンチを脱した。沢村はオープン戦で初めて1イニングを投げ切り、無失点も初。速球には力があり、過去2戦と比べて制球も向上した。防御率は7.71となった。

 登板後の一問一答は以下の通り。

 ――徐々に快適に感じられるようになっているか。
 「監督、コーチをはじめいろんな人が助けてくれて、声をかけてくれるので、まだ慣れることはたくさんあるけど、有意義な楽しい時間を過ごせています」

 ――どんな適応をしなければいけないのか。
 「マウンドの硬さとかボールもそうだけど、やっぱり一番はコミュニケーション。もっともっとコミュニケーションをとって、野球のことも話していけたらもっと自分自身の視野も広がると思う」

 ――3度目の登板でどれだけ快適に投げられたか。
 「1回目や2回目もよくはなかったけど、日々、自分のやっていることは変わらない。今日は特に結果どうこうではなくて、自分の意識しているボール、意図しているボールが前回よりも確率高く投げられたかなと思います」

 ――今日の投球は過去2戦よりもかなり良かったと思うか。
 「そうですね、もっともっとよくなるように努力するし、もっともっと良くなった状態を続けられるように献身的に頑張りたい」

 ――落ち着いて投げているように見えたが。
 「重複してしまいますけど、結果無失点とかいう話よりも、まず自分の意図しているボールを投げる確率が徐々にですけど上がってきている。カウント稼いだり、ボール先行カウントになることもほとんどなかったですし、あとはその確率をどんどん上げていけるようにしたいです」

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2021年3月22日のニュース