センバツ 開幕から9試合で本塁打なしは47年ぶり

[ 2021年3月22日 17:27 ]

甲子園球場
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 第93回選抜高校野球大会は、22日までに1回戦9試合を消化したが、本塁打が1本も出ていない。選抜で開幕から9試合目まで本塁打なしは、1974年以来47年ぶりになる。

 同年の大会1号は、開幕から20試合目の2回戦・日大三―銚子商で日大三・豊田誠佑が初回に土屋正勝から放ったランニング本塁打。試合は銚子商が7―2で逆転勝ちした。この年の本塁打は、大会を通じて豊田の1本だけだった。この大会は木製バットを使用して行われた最後の甲子園大会で、同年夏から金属バットに変更となった。

 なお、本塁打を打たれた土屋は74年ドラフト1位で、打った豊田は明大を経て78年ドラフト外で、ともに中日入りしチームメートとなっている。

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2021年3月22日のニュース