「1番・投手」大谷 18年サイ・ヤング賞左腕スネルから中前打 主砲タティスに最速162・5キロ

[ 2021年3月22日 06:31 ]

オープン戦   エンゼルスーパドレス ( 2021年3月21日    ピオリア )

エンゼルスの大谷翔平(球団提供)
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 渡米後初の「リアル二刀流」で躍動した。エンゼルスの大谷翔平投手(26)が21日(日本時間22日)、アリゾナ州ピオリアで行われたパドレスとのオープン戦に「1番・投手」で出場した。投手では最速101マイル(162・5キロ)をマークするなど4回2安打1失点、5奪三振。打者では2打数2安打、1四球だった。

 打者では初回にサイ・ヤング賞左腕のスネルの高めの速球を捉え、中前打。3回1死で迎えた2打席目は四球で出塁。5回1死の3打席目は2番手・メランソンのカーブを左中間に弾き返し、二塁に滑り込んだ勢いでベースを離れて、惜しくもアウト(記録は安打)となった。

 投手では初回に先頭打者のオグラディに一塁線を破られ、いきなり三塁打を許した。続くタティスを空振り三振に仕留めたが、3番・クロネンワースの遊ゴロの間に先制点を献上。4番・プロファーはカーブで中飛に打ち取った。

 2回はわずか8球で3者凡退。3回1死一、二塁で迎えたタティスの3球目に渡米後最速に並ぶ101マイル(約162・5キロ)をマークした。タティスは三飛に仕留め、クロネンワースに四球を与え、2死満塁としたが、最後はプロファーを変化球で見逃し三振に仕留め、ピンチを脱した。4回も三者凡退で切り抜け、降板した。降板後にはブルペンで投球練習を行った。

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2021年3月22日のニュース