阪神・平田2軍監督「藤川球児から全吸収しろ」

[ 2021年2月6日 19:58 ]

<阪神2軍>石井将希投手に指導する藤川球児SA
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 高知・安芸キャンプは6日、第2クールがスタート。藤川球児スペシャルアシスタント(SA)も視察に訪れ、初日から、昨秋サイドスローに転向した石井将を80分間の熱血指導。平田2軍監督も、選手たちにハッパをかけた。以下は一問一答。

―藤川球児スペシャルアシスタント(SA)に何か声をかけた?
 「(去年)ファームにもいてくれて、話もしてくれて。新人以外は顔見知りでわかってるので、遠慮せずやってくれと。安藤コーチや久保田コーチも同級生だし、高橋コーチも知ってるから。そういった意味で遠慮なくどんどんどんどん。第1クールは全集中って言ったけど、第2クールは全吸収。藤川球児から全吸収しろ。鬼滅の刃や。いろんなところを吸収して、自分の投球につなげてほしいよね」

 ―ブルペンでは石井に声をかけていた。
 「石井はねやっぱり、岩貞と岩崎、左いるけど、こういうご時世で何が起こるか分からないんで。そういった時に、ああいうタイプいないやん。巨人の高梨とかさ。そういった意味で気になったんじゃないかな。かなり投げたやろ、いいことや。やっぱり身につくまで、体で覚えるまでやらないと、自分のものにはならんよ。しっかり投げたり打ったりしないと、頭だけじゃ無理なんで。そういったところを熱心にやってくれるのはありがたい」

 ―村上にも声をかけていた。
 「キャッチボールの時からしっかり見てくれていて、声をかけたのは見てないけど。そういったところも参考に、『いいじゃないですか』って言ってたよ球児は。腕の振りもいいし、低めに集めて」

 ―球数も51に増えた。
 「徐々に段階を上げていく。今日は座らせて50球なので、このクールはそのくらいで投げるのかな?その辺はトレーナーとの兼ね合いがあるので安藤コーチに聞いてくれる?」

 ―藤川SAは練習前に挨拶。
 「それは挨拶だ。声出しするわけいかんやん。今日からワンクールやるということで。やっぱり血が騒ぐんじゃない?我々は選手たちが一生懸命やってる姿みて血が騒ぐんだよ。藤川SAもそうよ。1軍の選手たちはもっとしのぎを削ってやっていると思ってやらないと、と言ってたよ。SAは厳しいよ。ファーム来た時も言うことはピシッと厳しくしっかり言うもん。傷の舐め合いじゃないけど、『そやな、そやな』なんて絶対に言わないよ」

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