沢村 渡米しメジャー球団と本格交渉 残留熱望ロッテは背番号14用意

[ 2021年2月6日 05:30 ]

大リーグ移籍を目指し渡米した沢村
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 ロッテから海外FA権を行使し、大リーグ移籍を目指している沢村が渡米したことが5日、関係者の話で分かった。現地でジョン・ボッグス代理人と話し合いながらメジャー球団と交渉を進めるとみられる。昨年12月に同代理人は6球団ほどから問い合わせを受けていると説明していた。

 コロナ禍の影響で例年以上に移籍市場の動きが鈍かったが、昨季ア・リーグ最優秀救援投手の右腕ヘンドリックスや同最多セーブの左腕ハンドらFAの大物救援投手の移籍先が続々と決定。米球団と沢村の交渉も本格化を迎えているもようだ。一方で国内残留の選択肢も残しており、ロッテは同姓の沢村栄治が背負い、古巣の巨人で永久欠番となっている背番号14を用意。期限を設けずに受け入れる方針を示している。

 交渉期間が30日間と決められたポスティングシステムと違い、海外FA権の交渉は期限は設けられておらず、熟慮を重ねて決断を下す。

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2021年2月6日のニュース