キャンプ休日にしたためた決意 球界のエースへ、オリ舜平大は「土台」の2文字を心に誓う

[ 2021年2月6日 05:30 ]

書道家・今井美恵子先生の指導で「土台」と「志」の文字を披露する山下(左)と中川颯(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスのドラフト1位・山下(福岡大大濠)がキャンプ初休日の5日、書道体験イベントで「土台」と記し、球界のエースへの飛躍を思い描いた。

 「球界を代表するような投手は、困った時に、どれだけ基礎に戻れるかが大事になると思うので」

 最速154キロを誇る大型右腕が見据える将来像はデカい。エンゼルス・大谷が日本ハム時代の16年に記録した日本最速165キロ更新が目標の一つ。「足から来た力を上につなげるには全身のパワーが必要。今は自分の体をうまく使えるようにするトレーニングの時間」。丁寧で堅実な筆遣いと同様に着実に段階を踏む構えだ。

 また、山下と参加した同4位・中川颯(立大)は「志」としたためた。書道2段の腕前というサブマリンは「志高くという言葉を常に頭に入れておけば、さらに上を目指せると思うので」と決意をあらたにした。 (湯澤 涼)

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2021年2月6日のニュース