ソフトバンク 城島氏“早朝Jバズーカ”発動 工藤監督「お疲れー」

[ 2021年2月6日 10:17 ]

<ソフトバンク春季キャンプ>アーリーワークで打撃投手を務める城島球団会長付け特別アドバイザー(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 2021年初の“早朝Jバズーカ”が発動された。ソフトバンクの城島健司球団会長付特別アドバイザー(44)が、宮崎キャンプ第2クール2日目の6日、アーリーワークに参加。今年初めて打撃投手を務めた。

 午前8時30分に屋内練習場に入るなり、両肩をグルグルと回しだし、投げる気は満々。同35分には小久保裕紀ヘッドコーチとキャッチボールを開始し、送球はほぼ相手の胸。先輩のグラブを拝借し、万全の状態で野手陣のアップ終了を待った。

 まずは、外野手の真砂に対して65球。「これくらいでいい?」と球速を相手に確認。見送られたのは7球で、25球目の甘い球の見送りに「おーい、それくらいは(振れよ)」と突っ込んだ。投球間には「インコース、いい球」と自画自賛も交えた。

 続いて外野手の釜元と対峙(たいじ)。83球を投じて、ボール球を見送られた後に「あー」とへこむ場面もあったが「いいね。今のいいね」と切り替えつつ初登板を終えた。

 見守った工藤監督から「お疲れー」とのねぎらいの言葉をかけてもらい、その後は、室内練習場に座り込んで野手陣のスイングを見つめていた。現役時代に“ジョー・バズーカ”といわれてきた鬼肩は、令和3年も健在だった。

続きを表示

2021年2月6日のニュース