日本ハム・栗山監督 “ドカベン流”で打倒マー君!「まだまだビックリするようなことはある」

[ 2021年2月6日 05:30 ]

日本ハム・栗山監督
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 日本ハム・栗山監督が人気野球漫画「ドカベン」から想像力を学び、天敵・マー君攻略への意を強くした。沖縄・名護キャンプで最初の休日に報道陣に対応。このオフに「ドカベン」を読み直したそうで「オレの原点をいろいろ探った。想像力が豊か。まだまだビックリするようなことはある」と話した。

 楽天に復帰した田中将とは栗山監督が就任した12年から2年間対戦。計12試合で11敗1分けと天敵中の天敵だ。今季、楽天とはいきなり開幕カードでぶつかる。攻略法は「難しい」と言ったが「相手に点をやらなければ最後に勝負ができる。マー君をやっつけるのではなく互角に我慢できれば」と強調した。

 二刀流・大谷(現エンゼルス)が出場した13年の球宴。ベンチを訪れた同漫画の作者・水島新司氏から「漫画のような選手を育ててくれてありがとう」と栗山監督は感謝の言葉をかけられた。これには恐縮しきりだったというが、水島氏の作品から学ぶ想像力は自身の野球観に大きな影響を与えている。

 田中将を「ドカベン」の登場人物に例えるなら、弁慶高校のエース・義経だという。「難攻不落で相手との心理戦にも強い」。主人公の山田太郎擁する明訓を甲子園で倒した唯一の投手が義経だ。3月26日からの楽天との開幕3連戦。数々の秘打など想像力をかき立てる“ドカベン流”で天敵を攻略する。(秋村 誠人)

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2021年2月6日のニュース