阪神が超異例の休日全体ミーティング コーチ、裏方も加わり、団結力と士気を高める狙い

[ 2021年2月6日 05:30 ]

異例の休日ミーティングを開いた阪神・矢野監督(撮影・平嶋 理子)
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 阪神が今キャンプ初の休日となった5日、沖縄県読谷村内のチーム宿舎で全体ミーティングを実施したことが分かった。コロナ下の影響でチームは不要不急の外出を禁止。そのため、午後からの時間を利用して矢野監督による講義が開かれた。

 キャンプの休日に全体ミーティングが行われるのは超異例の出来事だ。講義には全選手と裏方に加え、コーチ陣も出席したもよう。チームの団結力と士気を高めることが狙いとみられる。

 昨春はキャンプイン前夜のミーティングで、自作のVTRを持ち込んで熱弁を振るった経緯もある。今回も同様に選手らの意識強化とメンタル強化の一環として実施。前日4日にはキャンプ地の沖縄県が県独自の緊急事態宣言を今月末まで延長することを決定したため、自粛キャンプも継続となっている。

 今年は沖縄料理に舌鼓を打つことも、ゴルフでリフレッシュすることもできない。厳しい状況に変わりないが、“ステイホーム”を有効活用。V奪回を誓う矢野阪神は、野球一色でレベルアップを図る。

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2021年2月6日のニュース