侍ジャパン・稲葉監督 ヤクルト村上&山田を視察 本職以外の守備にも期待

[ 2021年2月6日 05:30 ]

ヤクルトのキャンプを視察、山田(手前)のキャッチボールを見つめる侍ジャパン・稲葉監督(撮影・村上 大輔)
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 ツバメ侍は二芸に秀でる。侍ジャパンの稲葉監督がヤクルトキャンプを視察。今夏の東京五輪の代表候補である主砲コンビの村上、山田を高く評価し本職以外の守備位置でのプレーも期待した。

 一塁手の村上は三塁、二塁手の山田は一塁も選択肢とする。「村上は一塁だけと思っていたが、今年は三塁もしてもらうかもと高津監督に聞いた。(山田)哲人には“ファーストミットは残しておいて”と話している」と稲葉監督。昨季は一塁で94試合に出場した村上は内川の加入や新外国人の来日遅れなどで三塁構想も浮上し、この日のシートノックも三塁に就いた。山田は19年のプレミア12では一塁でもプレーした。

 登録が24人と少ない五輪では複数ポジションを守れる選手は貴重。村上は「(選出のためには)打つだけじゃダメ。守備も大事だし、一番課題」と語った。(後藤 茂樹)

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2021年2月6日のニュース