「超」人が「超」ポジティブのススメ 阪神・糸井が高校生にリモート講演「心の支えは強い信念」

[ 2021年2月6日 05:30 ]

「京のスポーツ夢バンク」で峰山高校の生徒にオンラインで講演する阪神・糸井(球団提供)  
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 「超人先生」だ。阪神糸井嘉男外野手(39)が5日、故郷の京都府の「京のスポーツ夢バンク」事業の一環として、京都府立峰山高校の生徒約30人にリモート講演を開いた。高校生に持ち前の「超ポジティブシンキング」の大事さを熱弁し、恩師からのエールをもらった。

 「プロ野球で絶対成功したいと。全国、海外からもトップの人が集まってくる世界。“これ勝たれへんわ”とか“すごいな”という人ばっかり集まるんで、心が折れそうな時もあるけど、心の支えと言えば自分の強い信念。絶対にここで成功するという。もともとプロに投手で入ったけど、2年ぐらいでほぼクビの状態。それぐらいすぐクビになる。僕は野手転向でもう1回チャンスをもらったんで、そこでもう一つ、気持ち、危機感が芽生えてさらに努力するようになりました」

 「超人節」を封印し、部活動に励む若者たちに成功の秘けつを伝えた。自身も何度も挫折を味わい、その度に乗り越えて不惑を迎えるシーズンまで現役を続ける。「何回失敗しても諦めないのが一番大事」という言葉には説得力十分だった。

 峰山高校の現校長は、糸井が同じ丹後地方の母校・宮津高で授業を受けた長島雅彦氏。さらに同校野球部監督だった市田匡史教諭も教鞭(べん)を執っている。市田教諭からは「本当に野球が大好きな子だった。昨年ケガで苦しんで一番本人が不本意ではなかったかなと思います。これからは一年一年勝負だと思いますので、体を大事にして活躍してくれたら」とエールを送られた。

 日本ハム時代の09年以来のレギュラー獲りから始まる今季。まだまだ「超人」であることを郷土に届ける。(山添 晴治)

 《ユーモアもバッチリ》真面目な先生役を見事に務めた糸井だが、もちろんユーモアもふんだんに交えた。生徒からの「会話して面白い選手はいますか?」との質問には「オレ!」と即答。さらに野球選手にならなかったら何になっていたかと聞かれると「宮津高は建築科だったんで、建築関係かな…。大工さんです!」と、リモートでも笑いを取るのを忘れなかった。

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