中日ドラ3・土田 目標は“1年間ノーエラー” 打倒・根尾&京田「追いついて追い越したい」

[ 2020年12月11日 11:20 ]

<中日新入団発表>入団会見を終え、ユニホーム姿でポーズを決めるドラフト3位の土田龍空(撮影・椎名 航)
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 中日の新入団選手発表会見が11日、名古屋市内で行われ、ドラフト3位の土田龍空(りゅうく)内野手(17=近江)が“壮大”な目標を口にした。

 「持ち味である守備を見てもらいたい。1年間、ノーエラーでやり切り、球界を代表する選手になりたい」

 土田は、1年夏から正遊撃手として甲子園を2度経験。高校通算30本塁打を放つ逸材だが、特に注目は守備力で、世代№1との呼び声も高いほど将来性に期待される内野手だ。将来の目標にもちろん、ゴールデングラブ賞の獲得。年間無失策は、二塁手として今季、広島の菊池涼が達成しているが、高い目標を宣言することで自らを鼓舞した。

 今オフには、18年ドラフト1位の根尾も、遊撃手の定位置争いを宣言したばかり。土田は、1年時の18年秋の国体で当時、大阪桐蔭3年の根尾と対面し、守備について質問したという“因縁”がある。正遊撃手である京田への挑戦状をかけた戦いは熱くなりそうだが、「根尾選手も京田選手も素晴らしい選手。そこに追いついて追い越して頑張りたい。1年目、2年目は下積みして体つくって、3、4年目でレギュラー争いをしたい」と熱く語った。また、背番号は「45」に決まった。

 ◆土田 龍空(つちだ・りゅうく)2002年(平14)12月30日生まれ、滋賀県米原市出身の17歳。米原小2年時に米原スポーツ少年団で野球を始め、米原中では湖北ボーイズに所属。近江では1年夏からベンチ入りし1、2年夏に甲子園出場。50メートル走6秒0、高校通算30本塁打。1メートル79、77キロ。右投げ左打ち。

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2020年12月11日のニュース