巨人ドラ2・山崎に“エース背番”「19」用意 右肘手術でリハビリ専念も上原、菅野級の評価

[ 2020年12月11日 05:31 ]

巨人からドラフト2位で指名された東海大・山崎伊織投手
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 巨人が、ドラフト2位指名した東海大・山崎伊織投手(22)に背番号「19」を用意していることが10日、分かった。11日にも発表する。6月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた最速153キロ右腕は完治すれば1位クラスの逸材。その評価を示した形だ。

 球団では「19」は特別な番号。上原浩治が計11年間つけ、東海大の先輩・菅野も19年に「18」に変更するまで6年間背負った。山崎は2年目で先発ローテーション入りを期待されており、3日の仮契約では「(球団から)“エースの菅野さんのような投手になれるように頑張っていきましょう”と話がありました」と喜んだ。現在はキャッチボールなどのリハビリに励む。

 球団は手術から復帰まで1年4カ月は要するとみるが、ドラフト時に「肩と違って肘は完治する」という見立てで一致。原監督の母校で、大麻問題で無期限活動停止中だった東海大から上位指名に踏み切った。大塚淳弘球団副代表編成担当は指名あいさつの際に「原監督とは“再来年には2桁勝てる”と言っています」と語り、22年シーズンのブレークを心待ちにする。

 「19」は現在、今季途中に育成から支配下登録された田中豊が背負うが、別の番号に変更される。

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2020年12月11日のニュース