来季は50発! 広島・長野がファンに約束…と思いきや「誠也が打つと思う」 500万円減で更改

[ 2020年12月11日 18:18 ]

広島・長野
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 広島の長野久義外野手(36)が11日、広島市内で契約更改交渉に臨み、1億7000万円から500万円ダウンとなる1億6500万円で更改した(金額は全て推定)。

 今季は95試合に出場し、打率.285、10本塁打、42打点を記録。勝負強い打撃が戻り、代打や先発3番などキーとなるポジションを任され、期待に応えた。8月には自己最長となる6試合連続打点をマーク。さらに9月22日の巨人戦では、菅野から一時逆転となる3ランを放ち、史上39人目の12球団本塁打を達成し、存在感を見せた。10月31日の中日戦では自身通算150号を放つなど、記録にも記憶にも残る活躍だった。

 それでも本人は「満足できる数字は1つもなかった。カープファンの皆さんに、もっともっと格好良い姿を見せられるように来年は頑張ります」と懺悔。チームも2年連続Bクラスに沈み「優勝するという目標で戦わないと厳しい」とチームにも呼び掛けた。

 石原慶の引退に伴い、来季はチーム最年長となる。「ちょっと嫌なんですが、まっちゃん(松山)が一つ下でいますし、僕より顔も老けて見えるので、まっちゃんが一番上だと思ってやります」と周囲を和ませつつ、来季の目標をファンに向けて、と問われると「来季はホームラン50発」と高らかに宣言。しかし、すぐに続けて「…誠也が打つと思うので、僕も楽しみにして頑張ります」と周囲を笑わせた。

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