阪神ドラ8・石井大 一足早く入寮 練習環境確保が目的「他の新人に差を付けられるように」

[ 2020年12月11日 17:00 ]

投球練習する阪神・石井大智=鳴尾浜(代表撮影)
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 阪神のドラフト8位・石井大智投手(23=四国・高知)が11日、西宮市内にある選手寮「虎風荘」に入寮。早速、午後からはランニングや球団トレーナーとのキャッチボールで体を動かした。

 「ドラフトが終わって1カ月ちょっと経ったんですけど、最初は全く自信がなくて。1軍に出ている選手の方々に挨拶をさせてもらって、やっぱり(プロに)なったんだなと実感が湧いてきました」

 新人選手は例年、1月上旬に入寮し新人合同自主トレに参加する運びとなっているが、独立リーグ出身の石井は練習環境の確保が難しいことから、他の新人選手よりひと足先の入寮となった。

 「環境とかもこっちの方が絶対いいと思って来させてもらって。やっぱり最初に慣れておく分には問題ないと思うし、そっちの方がいいかなと思って来たので。なるべく他の新人に差を付けられるように頑張っていきたいと思います」。

 秋田高専卒と異色の経歴を持ち、最速153キロを誇る右腕は「2月のキャンプからしっかり勝負できるように」と力を込めていた。

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