中日ドラ1・高橋宏 背番号「19」に決定「重みのある番号。うれしさとともに使命感ある」

[ 2020年12月11日 11:00 ]

<中日新入団発表>入団会見を終え、ユニホーム姿でポーズを決めるドラフト1位の高橋宏斗(撮影・椎名 航)
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 中日の新入団選手発表会見が11日、名古屋市内で行われ、ドラフト1位の高橋宏斗投手(18=中京大中京)が、抱負を口にした。注目の背番号は「19」に決定。今季まで吉見一起氏が背負った番号でもあり、将来のエース候補と認められた形で、「長年、19といえば吉見さんがつけていた番号、重みのある番号。嬉しい気持ちでいっぱいとともに使命感責任がある」と、表情を引き締めた。

 背番号を提示されたのは、仮契約の際だと明かし「その話を聞いたときは責任感、今まで付けてきた人を思い浮かべて、重圧ある背番号というのが第一印象です」と振り返り、吉見氏の印象については「テレビのなかの存在でしたし、ミットに吸い込まれていくストレート、変化球に魅力を感じていた。今度は自分も目指せるように」と、自らの飛躍を誓った。

 高橋宏はMAX154キロを誇る「世代№1投手」。愛知県で生まれ育った“地元の逸材”を狙う中日が、ドラフト会議で見事に一本釣りで獲得した将来のエース候補だ。中京大中京では昨秋の新チーム結成後、公式戦28勝無敗と“負けない投手”の称号を手にしただけに、黄金期復活を狙う中日でも同様の活躍が期待される。

 ◆高橋 宏斗(たかはし・ひろと)2002年(平14)8月9日生まれ、愛知県出身の18歳。三郷小6年時にドラゴンズジュニアに在籍。中京大中京では1年夏からベンチ入り。2年春から背番号1を背負い、秋の明治神宮大会で優勝した。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。

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2020年12月11日のニュース