中日ドラ6・三好「やるからには新人王」 俊足&強打で阪神・近本タイプの魅力的外野手

[ 2020年12月11日 15:29 ]

<中日新入団発表>入団会見を終え、ユニホーム姿でポーズを決めるドラフト6位の三好大倫(撮影・椎名 航)
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 中日の新入団選手発表会見が11日、名古屋市内で行われ、ドラフト6位の三好大倫外野手(23=JFE西日本)が新人王獲りを宣言した。今ドラフトでは球団唯一の社会人からの入団で、「この中でも1番年上ですし、即戦力として1日も早くチームの勝利に貢献したい。やるからには新人王を獲りに行きたいです」と、高い目標を掲げた。

 三好は、三本松高時代は最速144キロに通算26本塁打を誇った二刀流。JFE西日本に入社後も「チームに貢献できる」として二刀流を継続したユニークな選手だ。昨年から野手に専念し、50メートル走5秒8の俊足にパンチ力を兼備する左投げ左打ちの外野手として注目を集めた。6位指名とはいえ、中日が獲得した唯一の外野手でもあり、期待が高い。

 アピールポイントについては「一番の持ち味は積極的にスイングができるところ。一番、見てほしい」とキッパリ。武器である俊足に加え、社会人出身の左投げ左打ちは、阪神・近本と同タイプで、近い将来、タイトル争いを演じる可能性もありそうだ。背番号は「30」に決まった。

 ◆三好 大倫(みよし・ひろのり)1997年(平9)9月28日生まれ。香川県出身の23歳。香川・三本松では最速144キロに、通算26本塁打を放った強肩強打の二刀流。JFE西日本では3年目まで投手でプレーしたが、4年目から野手転向。力強いスイングが魅力だ。1メートル79、82キロ。左投げ左打ち。

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2020年12月11日のニュース