阪神・梅野 “師匠”能見との対戦楽しみ 「お前には死球当てるって言われました」

[ 2020年12月11日 21:24 ]

<神・D24>阪神最後のマウンドを終え梅野と握手を交わす能見(撮影・後藤 正志)
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 阪神・梅野隆太郎捕手(29)が11日、サンテレビの「熱血タイガース党」に出演。今季限りで阪神を退団し、オリックスへの加入が決定した能見の最終戦を振り返った。

 「本当にさみしい気持ちと、今までお世話になったからこそ思う感情がこみ上げてきて。ましてや、あの緊迫した場面で能見さんが上がってるあの姿というのは忘れないですし、最後三振を取ったときの一球は本当に一緒に自主トレやってきてよかったなって感じるものがありましたね」

 能見はDeNAとのシーズン最終戦で、1点リードの9回に登板。最速148キロの直球を主体に相手打線を封じ、見事セーブを挙げた。「球の速さもそうですけど、気持ちが乗っていましたね。受けててズシッとくるものがあったので、それは忘れられないですね」。16年からは“チーム能見”として沖縄での合同自主トレを共に過ごすなど、公私で師事してきた先輩へ「自分が活躍して、そういう姿を見てもらって(恩を)返してきたいという思いはずっとありますね」と恩返しを誓った。

 能見はオリックス入団が決まり、来季交流戦が開催されれば対戦する可能性もある。「お前には(死球を)当てるって言われました」と笑いながら能見からのメッセージを明かした梅野は「めちゃくちゃ楽しみですね。そういう対戦が早くしたいですね」と師匠との対決を待ち望んだ。

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